2018.1.14成田本店サンロード店(青森)

本日も快晴です! 雪は積もっておりますが、そんなに寒さを感じません。朝食はホテルのバイキングで。昨夜の札幌に続いてこちらも地元青森の食材をたっぷり使ったもので、たいへん美味しくいただきました。

サイン会の前に、書籍本部長Tお勧めの「八甲田丸」へ。こちらは1988年まで運航していた青函連絡船の船内に記念館を設置したもので、操舵室もそのままに栄えていた昭和30年代の青森の様子を再現した街並みも見ることができました。

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その隣にはとってもおしゃれな「A-FACTORY」というお土産屋が。シードル工房が併設されており、グラム単位で飲めるシードルの飲み比べなどがありました。それぞれお土産を買いつつ、次は「ワ・ラッセ」へ。こちらは実際のねぶたを展示してあり、ねぶたの歴史も学べます。想像以上に大きく、迫力のあるねぶたに湊さんも見入っていました。

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昼食は「成田本店」成田社長と共に、「成田本店しんまち店」のお隣にある「チャンドラ」へ。青森のりんごソースがかかった自家製ハンバーグをいただきました。成田本店さんは今年でなんと創業110周年を迎えるとのこと。創業当時から今までの歴史を教えていただきました。

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サイン会の前に青森放送の「GO!GO!らじ丸」と「Elly’sKitchen」の収録を行いました。桒子英里アナウンサーは元々湊さんのファンだったそうで、たくさんの質問事項を手に、インタビューに臨んでいました。

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青森のサイン会もあっという間に100枚の整理券はなくなったそうです。渡辺店長曰く、「青森には有名な方がなかなか来てくださらないので、ファンの方々も最初は本当に来るの?と半信半疑だったよう」で、サイン会にいらっしゃった方も「初めて作家さんに会いました」「遠い青森までわざわざお越しくださってありがとうございます」とおっしゃる方が多く、湊さんもたいへん喜んでいました。

ねぶたを作られているねぶた師の奥様とお子さんも来店されました。お名前を伺うと、「ワ・ラッセ」で新しいねぶた師として紹介されていた方で、「近くにアトリエがあるのでいつかいらしてください」と言ってくださいました。

また、ねぶた祭りのガイドをされている方もおり、「ねぶた祭りの時期は人が多く、なかなかホテルも取れないけれど、祭りの前に来られれば作っている様子も見られるのでお勧めですよ」とたいへん参考になる情報もいただきました。

北海道もそうだったのですが、小さなお子さんを連れたご家族の方が多かったのも印象的で、湊さんが「お母さんに連れてこられたの?」と尋ねると、「来たかったから」とのこと。小学三年生頃から湊さんの作品が好きになり家族で回し読みをされているようで、読者層の幅広さを感じました。

親子三世代で来店された方もいました。お母さまと赤ちゃんを抱っこしたお姉さんと妊娠されている妹さんは、実は三姉妹で、三番目の妹さんはすでにサインはもらわれていて『告白』の初版本を持ってこられた方でした。整理券番号順に並んで離れたようで、すぐに湊さんは三番目の妹さんを呼ばれ、ご家族と一緒に写真を撮りました。

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ドラマ『Nのために』や『リバース』を見て原作を読み、それから小説の面白さにのめり込んだ方、子育てで本を読めない時間が長かったけど三年ぶりに湊さんの作品を手に取って読書を再開した方、中学生の時に『贖罪』に出会い、本を読むようになり就職した今でも毎日、湊さんの作品を読んで眠る生活です、とおっしゃる新入社員の男性の方も。湊さんの作品を手に取って、本を読む楽しさを知った方々も多かったのが心に残りました。

彼女の影響で湊さんの作品を読み始めたというカップルも。仕事の関係で兵庫から青森に来られたそうで、来たばっかりの時は方言など慣れずに大変だったけれど、おかげでこうしてサイン会に参加できて嬉しかったです、とお話ししてくださいました。

また、湊さんと同じく青年海外協力隊として今春からマーシャル諸島に行く男性もいらっしゃいました。湊さんは「体調にだけは気をつけて、思いっきり楽しんでください! いろんな出会いがあるはずです」とアドバイス。「行ってきます!」と元気いっぱいでした。

むつ市や八戸市からいらっしゃった方もいました。青森のおすすめもたくさんお教えていただき、「春の奥入瀬」「弘前の桜」は湊さんも「ぜひ、行ってみます」とおっしゃっていました。「りんごスティック」もおすすめいただきました。

青森のサイン会も気づけば2時間30分。あっという間に終了いたしました。
ご参加の皆様、成田本店サンロード店の皆様、ありがとうございました。

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飛行機の時間も迫っているため、休む間もなくタクシーで青森空港へ。空港のカフェでビールを飲んで、北海道&青森のサイン会も終了しました。

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前乗りをして万全を期して臨んだサイン会ではありましたが、気がつけば天候にも恵まれ、多くの方々にも来ていただき、たいへん楽しい3日間でした。
来週の秋田、山形も期待が高まります。

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